病気について

自閉症Kくんと弟Rくんの子育て日記

初めまして。

軽度自閉症4歳のKくんと、イヤイヤ期最強の弟Rくんの子育てに奮闘中の30代ママです。

このブログでは自閉症の子の子育てをしていて役立った経験や、効果のあった行動など同じ境遇の方の助けになれるような情報を書いていきたいなと思います。

子どもは一人一人違うので同じことをやっても効果のない子もいると思いますので参考にする程度で見てもらえればうれしいです(^○^)

Kくんの紹介

Kくんは予定より12日早く普通分娩で出産しました。

2800グラムなので至って普通。

検査も何も異常なくすくすくと育ち生後4ヶ月にして体重10kgのぷくぷくベイビーでした。

寝返りやハイハイも適正な時期にはこなしてましたが言葉がなかなか出てこず、この辺からあれ?と思うことが増えました。

もしかしたら自閉症?と思った点は

・言葉が出てこない

1人遊びが好き

・周りのお友達に興味がない

・逆さバイバイ

・自転車のタイヤを回す

・理由もなくお友達を押したり手が出る

このような点でした。(1歳半くらいのとき)

ちょうどコロナ禍で保育参観もないし、周りの子どもたちを自分で見て息子と比べることができなかったので歳健診などでしか息子の発達が遅れてるなと気づけなかったのですが、息子の行動が自閉症の子の症状と同じことがたくさんあったため、すぐに専門の病院に相談の電話をしました。

でも半年以上は予約がいっぱいで予約が取れない病院や、何日の何時から数枠だけ新規予約をとれるのでその時間に電話してくださいという病院ばかりですぐには予約が取れず予約が取れて初めて病院に行ったのはKくんが3歳になってからでした。

病院に行って簡単なテストをしました。

看護師さんとKくんが遊んでいる(遊んでいると言ってもどういうことが出来るのかのテストです)間に私は数十問の問いに5段階評価で応えるというものでした。

それで1ヶ月後くらいに結果がでて結果自閉症という診断がおりました。

確実に自閉症だろうなと思っていたのでショックなどはなくてそれも個性なのでいい方に活かせるものを見つけようという気持ちになりました。

◎診断がおりたあと

診断がおりた後はまず、病院に診断書を書いてもらい、保育園に加配の申請、受給者証の申請をしました。

受給者証をもらってからは児童発達支援事業所の申込をしました。

私が申し込んだところは12時間で色々訓練をしてくれる事業所でした。

決め手となったのは保育園に事業所の人が送り迎えをしてくれるところで働いている私にはすごく通わせやすい施設でした。

平日は事業所の送迎、土日のどちらかで親の送迎の週2で事業所に通うようになったKくん。

最初は泣いちゃうかなと思ったのですが人見知りがなく人懐っこいKくんは事業所が大好きになりいつも楽しみにしてます。

◎Rくんがイヤイヤ期へ突入

よし、今からKくんの療育頑張るぞという時にRくんがイヤイヤ期に突入します。

何も与えてないのに「いらない」「嫌だ」とわがまま言いたい放題

Kくんにはイヤイヤ期がなかったので魔の2歳児とはこんなにもすごいのかとびっくりしました。

Kくんのおもちゃが気になって奪ったり、また奪われて泣いたりともうお祭り騒ぎの毎日で目を離すと喧嘩喧嘩…でも時には笑いながら遊んだりと2人の可愛い息子くんたちに振り回される日々がやってきました。

そして一番大変だったのがKくんの寝かしつけです。酷い時は3〜4時間寝ないなんてザラで1人で喋ったり歌ったりちょっと奇声をあげたりと大変でした。

何が大変かって寝ているRくんを起こさないようにすること。もし起きて2人で騒いだら本当に大変なので。

そして私も旦那も次の日仕事があるので睡眠だけはある程度とっておきたいので病院の先生に相談するとメラトニンというサプリメントを処方してくれることになりました。

睡眠薬とは違い寝つきをよくするサプリメントらしくパイロットなどが長時間フライトで睡眠必ずとらなければならない時などにも使用するサプリメントとのこと。

効かない子もいるとのことでしたがとりあえず試してみることに。

寝る30分から1時間前に飲ませるといいということだったのでその通りに飲ませて布団へイン!なんと30分ほどで眠りについてくれました!大体21時ごろに寝かしつけをして寝るのが日を跨ぐのは当たり前だったりしてたので21時半から家事や保育園の準備が出来、私はもうウハウハ!

心に余裕もでき、この日から前よりも穏やかに育児が出来ているような気がしてます。

◎事業所での療育開始

Kくんの事業所での療育が始まりました。週2回の1日2時間ですが日に日に効果を感じることができました。まず、言葉がすごく出るようになりました。

前は1単語だけだったんですが「Kくんも、食べる」など2単語出るようになったり、保育園の連絡帳に「お友達と追いかけっこをして遊びました」など1人遊びしかしていなかったKくんがなんとお友達と遊ぶようになりました!

事業所でも周りのお友達と手を繋いだり、40分一度も立ち上がることなく椅子に座り訓練したりと今までのKくんからは考えられないようなことがいっぱいでした。

事業所の先生から、家で生活する上でこういう風にするといい、こんなことを心がけるといいよということもたくさん教えてもらい実戦していたのでその効果もあったと思います。

次回のブログではどのようなことをやったのかや、その後のKくんの様子なども詳しく書いていけたらなと思います。